クラウド活用で、オンライン研修の生産性アップ

先週は、新年度の研修シリーズの初めてのオンラインセッションがありました。
コロナ禍で、過去2年間全面オンラインで半年間実施し、今年も大半がオンラインの
予定ですが、その研修の第1回目のオンラインセッションを実施しました。
朝9時~夕方6時までのハードなコースです。

もともと私の研修は、PCに演習用のワークシート集(ppt / Excel)を入れて、
そのワークシートに書き込んでもらうタイプなので、オンライン適合性が高いのですが、
今年は、オンラインストレージ活用に挑んでみました。

オンラインストレージというのは、Microsoftで言えばone drive、Googleでいえば、
google drive等のクラウド上の仮想ストレージのことを言います。

今回は、one driveを使って、そこにテキスト(pdf)ワークシート集(ppt / Excel)
収めて活用してもらいました。

具体的に取り組んでもらったのは、財務分析で、こちらで用意した主要企業の財務データ&
グラフを見てもらいながら、パワーポイントのワークシート上に、分かった特徴やその原因、
取り組むべき課題をグループ討議でまとめてもらうものです。

これまでだと、zoomのブレイクアウトセッションで、グループ討議する際に、誰かのPC上の
ワークシートに入力する必要があったので、分担作業がやりにくかったのですが、
今回は、各グループに割り当てられたフォルダー上のファイルに同時閲覧・同時編集ができた
ため、何割か生産性が上がりました。

財務分析は、初めて取り組む場合、どの数字を拾ってきたらいいのかとか、連結と単体どの数字を
拾うべきか等迷う場合が多いのですが、今回は、グループメンバー全員が同じファイルを見ながら、
疑問点はその場で解消しながら取り組めたので、ミスも少なく、時間的にも早く終えることが
できました。

今回は、研修で使いましたが、研修以外でも、通常のグループ討議にも使えます。
グループ討議する際に起こりがちだった、PC入力者の意見・意志が強く反映されがち、
という難点もクリアすることができます。

ですので、グループ討議の生産性アップにクラウドストレージ活用がお勧めです。

クラウドストレージの活用方法については、日経クロステックのこちらの記事をどうぞ。

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